Friday, July 08, 2005

2007年問題とモリゾー

 団塊世代の大量定年が生産技術の流失を招き、ひいては企業の生産活動に影響を与えると言われる2007年問題。それは徐々にそして確実に進行しているのか(なあ?実感全く無いけど)。某経済新聞の調査”団塊世代の定年後の過し方”によれば、定年後は趣味に使うお金を現在より約1.7倍にすると答え、その一方でパラサイトシングルの存在など家計に関する切れない出費があることが浮き彫りになっている。定年後の余暇の使い方としては、1位が国内旅行、2位が海外旅行などで、またその指向はその上の世代のシニア世代に多いゴルフよりも、アウトドア(登山、スキー)などのに向けられる傾向にある。また、子供(孫?)との関係においては、ただ買い与えるよりも自分も一緒になって参加でき、その中で共感できる過ごし方に向う傾向があるとされていた。
 おじいちゃんと子供。はて、どこかでみたぞ。これってモリゾーとキッコロではないですか?団塊世代はかつての大阪万博の時はその中心世代であったことは間違いないので、きっと「大阪万博はね?」といいながら孫を案内するこんな愛・地球博の標準的な姿が見えてきました。
 万博会場周辺を車で走るとそここに「2005年国際博覧会を愛知に」と書かれた立て看板と一緒に○と△を組み合わせた死にそうにダサイシンボルマークを目にします。もしあんな?なコンセプトで万博をやっていたらいまごろ毎日の万博の入場者は3人ぐらいしかないのではないだろうか?などとよからぬ事を想像します(それはそれで空いていていいが)。それにらしいシンボルマークを作って土壇場でさよならHRしちゃった、デザイナーのアランジアロンゾさん(本当はその前に環境博覧会という壮大なテーマを付けた博覧会協会殿がいるわけですが)凄いです。
 これからも彼らの活躍を見守ってみたいなぁと思います。

No comments:

Post a Comment