Friday, July 31, 2015

終着駅シリーズ237:桜木町(’12年02月11日撮影)

 鉄道ファンなら常識の日本で最初に鉄道が開通した(1872年06月12日)、新橋〜横浜間の横浜駅です。
 写真の東急東横線の桜木町駅は、’37年03月31日に高島町駅より延伸され、終着駅となりました。’04年01月30日で東横線の横浜高速鉄道への乗り入れ開始に伴って、東急東横線の当駅は廃止となっています。
 写真は撤去直前の’12年02月に撮影した同駅です。うしろのランドマークタワーとの対比がなんとも不思議な感じですね。

終着駅シリーズ236:湊川(’12年08月13日撮影)

 神戸電鉄の有馬線の始発駅、神戸高速鉄道南北線の終着駅の湊川です。
 かつては神戸電鉄のターミナル駅でした。1928年11月28日に開業し、’68年04月07日に神戸高速との直通運転の開始とともにターミナルの機能を新開地に譲り現在に至ります。
 駅にはかつてのターミナルであったころの名残、地上線の跡などが残っています。

Sunday, July 26, 2015

終着駅シリーズ235:七尾(’11年12月29日撮影)

 のと鉄道の始発駅の七尾です。でもJR西日本の七尾線の終着駅ではありません。
 路線の戸籍は複雑で、JR西日本はこの次の和倉温泉までが第1種鉄道事業者でその先は第3種鉄道事業者となっていて、のと鉄道は当駅から終点の穴水まで第2種鉄道事業者となっています。
 1898年04年24日に七尾鉄道の津端仮停留所(本津端)〜矢田新(七尾港)の開業時に途中駅として開業します。’91年09月01日にはのと鉄道が発足し、当駅がその始発駅となっています。
 筆者はん〜年ぶりにこの駅前に降り立ったのですが、昔と変わらない国鉄スタイルの駅に安心させられました。

終着駅シリーズ234:金沢(’11年12月29日撮影)

 JR西日本の北陸本線と北陸新幹線の終着駅で、IRいしかわ鉄道の始発駅でもある金沢駅です。
 1898年官設鉄道の終着駅として小松より延長されて開業しました。’15年03月14日には北陸新幹線が長野からここ金沢まで延長開業し終着駅となると同時に、並行在来線となった区間がJR線から切り離され、IRいしかわ鉄道線として再出発し、この駅がターミナルとなっています。
 筆者はん〜年ぶりにこの駅に降り立ったのですが、新幹線乗り入れ工事の関係か?すっかりと駅舎が様変わりしていて驚かされました。

Monday, July 20, 2015

終着駅シリーズ233:西谷(’14年11月01日撮影)

 都市鉄道等利便増進法に基づく建設途上にある、相鉄JR直通線(神奈川東部方面線)の始発駅の西谷です。2015年04月の開業予定ですが、まだ開業していません。
 国道16号線、八王子街道に面した駅で、そちら側には駅舎らしき建物がありません(あるけど撮影できない?)。反対側に回ってみると駅舎らしき建物がありました。未だにこの駅から新宿まで直通電車が走るとは想像できませんが、工事は着々と進んでいるようです。乗り入れは相鉄の10両編成とされていますが、湘南新宿ラインは15両編成が主体の路線ですから、相鉄の10両編成が走ると混乱するのではないでしょうか?

終着駅シリーズ232:白島(’14年09月15日撮影)

 広島電鉄白島線の終着駅の白島です。1912年11月23日に開業し、現在に至ります。
 この駅には八丁堀、江波からの9系統が乗り入れています。
 白島から約1kmのところには、JR西日本の新白島駅がアストラムラインとの乗換駅として新設され利便性が高まっていますが、その駅はここからは離れています。個人的にはこの駅から路線延長して西白島まで延長して新白島との利便性を図ってもいいような気がしますがどうなのでしょう?

Sunday, July 12, 2015

終着駅シリーズ231:中部国際空港(’11年08月20日撮影)

 名鉄の空港線の終着駅の中部国際空港です。
 空港線は’04年10月16日に空港関係者の限定駅として開業し、’05年01月29日に正式に開業し現在に至ります。
 全くの余談ですが、筆者は乗りつぶしのルールとして、普通鉄道は優等列車(特別料金を必要とする列車)による走破は認めない(優等以外が存在しない場合を除く)ということにしているため、この線の乗りつぶしは実は地味に大変でした。しかも個人的にはこのルールを忘れてミュースカイに乗って走破したことにしていて、後日乗り直しになるという痛恨のミスまでおかしています。この写真はその乗り直しの時の写真です。

Saturday, July 11, 2015

終着駅シリーズ230:名鉄名古屋(’11年08月20日撮影)

 名鉄名古屋本線の途中駅の名鉄名古屋です。
 ’41年に名岐線の始発駅として開業します。’44年に東西連絡線が開業して名鉄名古屋本線の途中駅となり、現在に至ります。この駅の賑やかさ既に読者のみなさんのご存知のとおりで、いまさらこのブログで告知することではありませんね。

Sunday, July 05, 2015

終着駅シリーズ5:三段峡(’12年01月28日撮影)

 JR西日本の可部線のかつての終着駅の三段峡です。
 三段峡駅は陰陽連絡の使命を受けた広浜線(今福線)の一部として広島より浜田を目指した鉄道として、ここ三段峡までが’69年07月27日(加計からの延長)に開業しています。JR線となってからは非電化で不採算路線となっていた可部〜三段峡までが’03年12月25日に廃止になっています。
 余談ですがこの可部線の廃止区間である、坪野〜田之尻間にはかつての旧国鉄の営業キロが2万キロを超えた時の記念碑が建てられていて、これが廃止区間に取り残されるという、とってもシュールなものに仕上がっています。
 三段峡駅は、路線廃止後、駅前にあったC11が撤去され(ウィキによればイオンモール広島府中に移設されたとか)、そしてかつて駅舎のあった場所には公衆トイレが、公衆トイレがあった場所には交流施設と簡単な線路のモニュメントが設置されています(筆者は行った時は冬場だったのでモニュメントは見えませんでした)。

終着駅シリーズ229:横川(’14年09月15日撮影)

 JR西日本の可部線の始発駅の横川です。山陽本線の途中駅でもあります。
 横川駅は1837年09月25日に山陽鉄道が広島〜徳山間の延長開業時に途中駅として開業します。1906年には国有化され国鉄に、その後1909年には可部線が部分開業しています。
 その可部線は国有化以前はは横川を起点とする私鉄であったころの名残で、ここ横川には引き上げ線があり、この駅を始発とする運転形態がメインでしたが、現在は全部の電車が広島駅まで乗り入れています。また可部線は輸送密度が19105人(’13年)で、これは地方交通線では最も多いと同時に唯一1万人を超えている線となっています。