Tuesday, October 20, 2020

横浜市営バス 20系統

 横浜市営バス20系統です。
  横浜市営バス、20系統(豆口線)は’37年に豆口から保土ケ谷橋への路線として開業しました。当時は馬車道や戸部通りを走ったりと現在とはだいぶ様子が違う路線だったようです。
 戦時中の休止期間を経て戦後の’50年に同じ区間で復活します。この時は横浜駅前経由となっていて現在の路線に近いものとなりました。その後保土ケ谷橋側は徐々に延長され’62年には蒔田野入口(現在の平和台)まで至る長大系統となっていました。’64年の根岸線(桜木町ー磯子間)の開通に伴なう、路線の見直しにより両端が短縮されて、横浜駅前からやまて駅前までの路線となりました。ただし当時は中華街の中をとおっていました。
 ’70年ごろには路線バスの大型化に伴って中華街への乗り入れが中止され、本町通りを走る時代が長く続きます。  次に大きな変化があったのが、’05年のみなとみらい線の開通。この時に中華街入口から横浜駅側の路線を廃止し、山下ふ頭への路線と変更されます。車両も小型車(朝ラッシュ時のみ中型車)になります。一部車庫への入出庫便では、終点のひとつ手前の横浜人形の家前(山下ふ頭入口)までの運転となる便も設定されていました。
 この変更は大変な不評を買い’13年からは再び桜木町駅までの路線が復活しています。

 20:山手駅前~港の見える丘公園~元町入口
    山手駅前~港の見える丘公園・中華街入口~桜木町駅前
    山手駅前~港の見える丘公園・マリンタワー前~山下ふ頭
 (担当:本牧営業所)