Friday, August 28, 2015

終着駅シリーズ172:品川(’13年05月10日撮影)

 JR東日本、東海と京浜急行の路線が乗入れる品川です。この駅の説明はもういいでしょう。
 2027年には中央リニア新幹線がここを起点にすることが既に決まっています。また、東京都営地下鉄6号線三田線が沢山の税金のムダ使いによってここまで延長されることになりそうです(詳しくは泉岳寺の項を参照してくださいね)。

Thursday, August 27, 2015

終着駅シリーズ244:中野(’12年09月19日撮影)

 JR東日本中央本線の途中駅の中野です。東京地下鉄5号線東西線の始発駅でもあります。
 この中野は、1889年04月11日甲武鉄道の新宿〜立川間の開業時に開設されます。’66年03月26日には営団地下鉄東西線の中野〜高田馬場と九段下〜大手町間が開業し、既に開業していた間の区間と合わせて大手町まで繋がります。この時に始発駅の仲間入りをしています。
 浦和の陰にかくれていて、あまり言われることがないのですが、○○中野(または中野○○)という駅も実は多いのです。中野、東中野、新中野、中野坂上、中野新橋、中野富士見町、信州中野(笑)。西武新宿線がもっと協力的だったら〜もっとあったのにと思ってしまいますが。
 付近は近年、学生街としての再整備が進んでおり、明治大学、帝京平成大学、早稲田大学などのなだたる大学が北口に集結してきています。駅前からは写真の東西連絡路(歩道橋)が開通していてそこへの通学の利便性を高めています。今後は中野サンプラザ建て替えなどの再開発や、駅ナカの開発などが予定されていてまだまだ目が離せません。

Sunday, August 23, 2015

終着駅シリーズ243:東池袋(’11年12月08日撮影)

 都内で計画されている3つ?のLRT路線のうち、筆者が独断と偏見でその実現性が高いと思う、東京都豊島区が計画している東口回遊線の終着駅となるであろう東池袋駅です。実際にはその名前のとおり回遊線という循環線で計画されていて、始発駅~終着駅ともに池袋駅東口となる可能性が高いのですが。
 計画されている3つのLRT路線は、この東京都豊島区が計画している東口回遊線が池袋駅東口~旧区役所前~サンシャインシティ~旧造幣局~東池袋駅~グリーン大通り~池袋駅東口で、その他に西口回遊線として池袋駅西口~立教大学~池袋駅西口があり。東京都中央区が計画しているものが、銀座~環状二号線~築地市場~勝鬨。東京都江東区が計画しているものが、亀戸駅~小名木川貨物線~新木場駅です。
 中央区の路線は、オリンピックに関連して同区間での地下鉄構想が発表されていますし、現在の大江戸線の勝どき駅の混雑を考えるとLRTの役ではないのかもしれません。同様に江東区の計画路線も有楽町線の延長が計画されている区間にほぼ平行することから、こちらも構想レベルに思えます。
 一方でこの路線は、豊島区役所を池袋駅前から東池袋に移転した関係で、その交通機関としての役割が期待されています。さらにグリーン大通りを車両通行止めとし、歩行者専用道路化することで駅前一帯を歩行者専用エリアとする構想があり、その中心の交通としてもLRTが必要であるとされています。とりあえずの問題となる区役所への足は、草63-2系統(とげぬき地蔵前~池袋駅東口~東池袋一丁目)が新設されてその確保にあたっていますが、やはり軌道系の交通機関はほしいところでしょう(まあ、地下鉄はありますが(笑))。副都心線の東池袋駅構想もありますけどね。
 路線は一方循環の単線非電化で計画されていて、ディズニーランドや近年JR東日本が運転している、バッテリー式の電車を走らせる計画のようです。とっても面白そうなので実現するといいな~と思っています。

終着駅シリーズ242:都庁前(’13年04月08日撮影)

 東京都営地下鉄12号大江戸線の始発駅の都庁前駅です。
 この駅は’97年12月19日に練馬~新宿間の部分開通時に途中駅として開業します。’00年12月12日には国立競技場~都庁前間の残り全線が開業し、現在の路線形態の始発駅となります。
 始発駅にも拘わらず付与されている駅番号はE28で、運転系統で次の駅となる新宿西口がE01となっています。(余談ですが、この新宿西口という駅名、いまだに某カメラ店を想像してしまうのは私だけでしょうか?)

 駅務室前の地下通路には都電時代の駅名標(都庁前)が額に入った状態で掲示されています。都電時代の都庁前駅は丸の内にあったのですが。

Friday, August 14, 2015

終着駅シリーズ241:北鉄金沢(’11年12月29日撮影)

 北陸鉄道浅野川線の始発駅の北鉄金沢です。1926年05月18日に浅野川電気鉄道の七ツ屋駅からの延長開業によって当駅が始発駅となります。’01年03月には地下化にともなって現在の地下通路に直結したものとなります。
 筆者は昔の地上線時代の路線は乗ったことがありますが、こんな地下駅になってしまっては、昔の面影を知る余地もありませんね。最近このような様子が全く変わってしまう鉄道駅が増えています。なんだか調子狂るいますね?
 

終着駅シリーズ240:定山渓(’11年12月04日撮影)

 定山渓鉄道線(白石~定山渓)の終着駅の定山渓です。鉄道は1918年10月17日に全線開業し、’69年11月01日に廃止となります。
 写真はその終着駅だった定山渓に立つ、じょうてつバスのバス駅です。かつての駅の敷地はこの後ろに、広い土地が広がっていて、広大なターミナル駅がうかがえるものとなっています。
 

Sunday, August 09, 2015

終着駅シリーズ239:前後(’11年08月20日撮影)

 名鉄名古屋本線の前後駅です。’23年04月01日に愛知電気鉄道の駅として開業し、現在に至ります。
 この駅は、名古屋市交通局の6号線(桜通線)の最終的な到達地点として計画されています。しかしここは豊明市に位置しているので、名古屋市としてここまで路線を延長するのかは疑問が残りますね。ただ、駅付近は名古屋市街地の急速な拡大に飲み込まれ、利用客が確実に増加しているようです。
 また、ここは藤田保健衛生大学病院へ最寄り駅となっていて、そこへの路線バスが頻繁に運転されています。この病院は徳重駅とこの駅のちょうど中間地点に位置していて、そのどちらの駅からも病院行きの路線バスが頻繁に運転されている状態となっているので、地下鉄の潜在需要はあるのかもしれませんね。
 

終着駅シリーズ238:知立(’11年08月20日撮影)

 現在の知立駅は、名古屋本線に三河線の電車を乗り入れ出来るように移転して開業したものです。駅は1923年04年01月に仮駅として開業し、1959年には乗り入れが出来るようになりました。
 駅は三河線の途中駅ですが、その歴史的経緯から0kmポストがあり、知立→碧南→吉良吉田方面と、知立→三河知立の二方向の始発駅となっています。三河知立にはさらに0kmポストがあり、三河知立→猿投→西中金方面へキロ数をカウントしているだとか。
 この辺は、JR線からも離れた路線配置になっているからか、名鉄の牙城となっていますね。