Sunday, May 25, 2014

終着駅シリーズ191:三厩(’10年05月01日撮影)

 みんまやです。漢字で書けますか?筆者は書けません(((^_^;)
 三厩は津軽線の終着駅です。JR東日本と本州の最北端の駅になります。と言いたいところですが、意外な伏兵がいてJRは正解ですが、駅としては青函トンネル記念館のケーブルカーの体験坑道駅が本州最北になります。体験坑道駅はかつては竜飛海底駅に連絡していましたが’14年03月14日にこちらは廃駅となっています。
 駅は’58年10月21日に開業し、民営化後も特に変化もなく、現在に至ります。北海道新幹線の工事が始まり、並行在来線としての扱いを受けるかと思われましたが、津軽線の区間は運営会社が違うという理由で、新幹線の開通後に並行在来線という扱いも受けないことになっています(なんだか不思議です)。北海道側の木古内−五稜郭間が新幹線開通と同時に廃止(JR北海道から切り離し、第3セクター化)が決定しているのとは対照的です。
 さて、駅前には何もないように見えますが、ここから外が浜町営バスに連絡していて、竜飛岬方面に行く事ができます。昔話になりますが、筆者が乗りつぶし旅行でこの駅に最初に降りた時には、青森市交通局の路線バスがここから発着しているのを目撃していますが、とっくの昔に廃止になったようです。

Sunday, May 18, 2014

終着駅シリーズ190:青森(’10年04月30日撮影)

 日本人でこの駅を知らない人はいないでしょう。”上野発の夜行列車を降りる駅”です。と言っても今はそんな列車は走っていません。駅舎は保存しているのか?と思う程昔のままの風情で実に好感が持てます。
 駅は東北本線の終着駅でしたが、新幹線の全線開業によって盛岡から北の区間はJRから切り離され、この駅は奥羽本線の終着駅になるという、考えても事態が良く飲み込めないことになっています。歴史的には1891年09月01日日本鉄道の青森駅として開業。1906年には既に国有化されています。その後時は流れ’10年12月04日には東北本線の一部の青い森鉄道への移管によって、同鉄道との共管駅となります。青函連絡船で北海道へ連絡していた時代はもう忘却のかなたです。
 写真はその共管直前の様子ですが、駅前は新幹線の新青森乗入れに備えて、再開発などの工事が盛んに進められていますが、駅だけは忘れられたかのように、そのままになっていました。