Tuesday, August 30, 2005

初のblog選挙

 「初のblog選挙」(フジサンケイビジネスi)なんて騒がれはじめましたね。こうなるのなら「blog選挙」を商標登録しておけばよかったかなぁ?というのは冗談として。各政党もこれを手をこまねいて見ているわけではなく、自民党ではリンク先にあるようにbloggerとの懇談会が行われたようです。リンクを辿って行くとなんか自民党に好意的な人ばかり呼んだような記述がありますが,まあ随分と大きな進歩でしょう。
 ところで、あるマスコミ(というかわすれた)の選挙予測によれば,自民党は単独過半数260議席,民主党は160議席らしい、それと今度の選挙で社民党が消え,共産党も危ないらしい。まー今日あった党首討論などを見ているとそれも当然の結果かなと思う。特に民主党の政策には高速道路無料化を始めとする,将来の大増税に繋がる政策が並んでいるのが不人気に繋がっているのを、民主党の方々は理解していないのではないかと思う。まだまだ選挙戦長いので,ぜひ民主党にはもう一段の奮起を期待したいところである。

ネット証券手数料比較

 近年ネット証券会社の手数料値下げ競争が再燃している。その単はこの8月?ライブドア証券が大幅値下げを行ったこと。それを不味いとみた?E*Trade証券(ソフトバンク系)と楽天証券がすぐに追従してこの10月からの値下げを予告している。
 筆者もトレーダーのはしくれをやっているのだが、実はこのいずれの証券会社にも口座を持っていない。そこで筆者の持っている口座でどういう取引はどの証券会社に注文したらいいのか明らかにしようと思って,その比較表を作ってみることにした。因に筆者の使ってるネット証券は、Monex証券,kabu.com証券と内藤証券の3社である。まず、比較してみて愕然とする,内藤証券以外は恐ろしく証券手数料が高い,低額域ではkabu.com証券が特に高く高額域ではMonex証券が高く「なんだかなー」という感じ,これは再度証券会社の乗換を考えなくてはいけないかもしれない(因に内藤証券は板情報が見れない)。あまり沢山口座を作ると,資金が分散してしまって効率的でなくなるので悩ましいところなのだが。
 こう見ると,E*Trade証券かライブドア証券が魅力的に見えて仕方がない。逆にMonex証券はこうやって比較すると殆ど出る幕はない(勿論手数料だけがその全てではありませんが)。筆者的にはだんだんと卒業することになるのかもしれません。ここは筆者が最初に作った口座なので思い入れもあるのだが、こう手数料が高くてはどうしょうもない。特にMonex証券と日興ビーンズ証券の合併の時に手数料を10倍に値上げしているから致し方のないところか。
 一般的な話として,最近のトレーダーの移り方を見ると,かつてはデイトレーダーと呼ばれる人々には楽天証券(旧DLJdirectSFG証券)が人気があった。しかし、どうも楽天による買収以降どうも旗色が悪く(他に激安証券が出来たからか?)、デイトレーダーには激安定額制料金のライブドア証券が、デイトレードほど取引しない人にはE*Trade証券が人気となっている。おそらくこのまま放置すれば、いずれはネット証券は全てこの2社に吸収されることになるかもしれない。
 昔話として、手数料自由化以前は全ての会社で手数料は同じで今では考えられない程に証券手数料が高かった。その頃とさほど変わっていない手数料を誇る、現在の野村証券の手数料を見ると4000万円の取引では、その手数料が22万4595円と気違いじみた金額となる。なんでもそうだが官が力を持って取り仕切っているとろくなことのない見本のような話である。

Tuesday, August 16, 2005

はじめてのBlog選挙

 なんか小泉総理,本気みたいですね。ちょっと日本の政治家も捨てたものではないなと見直しました。それにくらべ野党のアホなこと、あれでは政権は無理ですね、前に書いた選挙予測撤回させて下さい。特に総理の発言で「これからは特定の支持団体に頼っていてはだめだ、無党派層こそが自民党の最大支持団体だ」とか言ったらしい。さすがです。たしかにその団体は日本最大ですね。
 さて本題です。今度の選挙には表題にもあるように、もうひとつ重要な視点がああります。それはblogというものが本格的に普及してから始めての国政選挙になります。既に米国では世論形成の手段をテレビから奪ったメディアとなっており、日本でも爆発的に広がっていますね。
 blog検索で有名なTechnoratiではちょうど衆議院議員選挙の特集をやっていました。もっと正しい世論形成に役立てばいいですね。筆者のちゃちなblogも

夏休み

 世間は夏休み、勿論筆者も夏休み頂きました。帰省ラッシュが少し沈静化したら旅行でも行こうかと思っています。某旅行公社で電車の手配をして来ました。適当に頼んだので係員さん大変だったみたいで運賃計算間違えまくりでした、勿論全部指摘して直していただきましたけど。結局始めて連続乗車券というものを作りました。と書くといかにも複雑な経路を頼んだように聞こえますが全然普通の経路です。
 それにしても、夏休みぐらいPCの前を離れてパーっと羽を伸ばしたいところですが,お盆休みは会社員がデイトレード出来るまたとない機会なので、結局PCの前で時間を無駄にしています。なんだかなー。そこで宣言しておきます。とりあえずHPの更新は休み明けまでお休みさせて下さい。
 それにしてもデイトレードするなら、オンライン証券も手数料の安いところしないとだめですね。連休明けには使えるように申し込みしておこうっと、それと新しいPCもほしいし。結局の金食い虫なのねわたしって。?
 

Tuesday, August 09, 2005

日経平均株価(998407.O)

 日経平均株価は大方の予想を裏切り郵政法案否決後”材料出尽くし”と呼ばれる急上昇。筆者はこの相場での下ぶれを警戒し持ち株の殆どを売ってしまいなんだかなー?状態。でもよく考えれば金曜日中曽根某氏が反対を表明した時の日経平均先物からの下げを眉唾ぽいなと思いながら見る目が必要だったかなと思う。
 とはいえ、そのまま選挙に突入してしまい。この悪材料出尽くし相場もなんか怪しい気がするが、否決を予想し空売りしまくった売り方を思いっきり踏み上げる相場となっており、相場的にはもう一段高がありうるかもしれない、とりあえず直近で先週木曜日につけた12000円を抜けるかがその焦点となる。ここが抜けなければW天井から下落相場入りが鮮明となるであろう。
 ところで筆者のようにトレーダーのはしくれをやっていると、選挙にもよこしまな気持ちからどうしても感心が向く、せっかくだからまだマスゴミ報道のないうちにこの選挙の予測をしておこうと思う。筆者は今回の選挙では”あまり望ましくない”結果が待ち受けていると考えている。というのも、総理がいくら郵政民営化をその争点として担ぎだそうとしても、国政や財政に真剣でない多くの人にとってそれはただの郵便局の問題でしかなく、それにより投票率があがり小泉自民の地滑り的な勝利になることは殆どありえないと思う。むしろ今度の選挙は自民分裂の影響がそのまま選挙結果に反映され民主党が比較第1党となり政権与党となるが、残念ながら過半数に足りない少数与党となる。というのもいざ選挙となれば各選挙区には毎回代わり映えのしない自民党の候補がならび投票率の劇的な上昇は望めず,むしろ今回共産党が全選挙区に候補者を立てない分その票が民主党へと流れ民主党の当選ラインを押し上げる方向に働く。しかも投票率は前回をさらに下回りより組織力に勝る公明党やベテラン候補の勝利となるであろう。だだ救いは今回の選挙では当初より分裂自民党の苦戦が報道される為,そのアナウンス効果により逆ぶれがありうるということである(筆者は熱心な自民党支持者ではないが、郵政民営化には多いに賛成である)。
 従って,選挙後は小泉退陣と、改革路線の大きな後退(民主党が改革を実行しようにも数の力が足りない)となり、外国人投資家の売りを誘う。しかしながら今回の否決と同じように選挙結果が出る日がまさにその材料出尽くしとなることであろう。
 しかし、筆者は実は選挙?相場が苦手なのかもしれない。というのも4年前の小泉が総裁となった総裁選で、筆者は当初からの小泉当選を予測し全力で買い上がっていったところ小泉首相誕生とともに、材料出尽くしの下げ相場となり、以降長い期間に渡って深手を負った経験をもっており、いつも政局の読みは割と確か?なのだが肝心の相場では負けるという情けないことになっている。ということで投資判断:中立

#落ち着いて下値は拾ってゆきたい。
#休むも相場。作戦の練り直しと投資体勢の立て直しも必要かもしれません。

Saturday, August 06, 2005

郵政をめぐるうがった見方

 郵政民営化をめぐる議論が国会で白熱している、まだ流動的だがどうやら今度(8日)の参院でこの法案が否決される可能性が高いという。
 抵抗勢力はその勢いを増し、地方の郵便局を守るとか守らないとかの大義名分で暴れているけど、なんか暴れれば暴れるほど、そこにぶら下がっている既得権益などのおいしい利権の影が見え隠れして、そんなに暴れなきゃいけないほどおいしいんだねーとか思ってしまう。
 国会の答弁では、政府側の答弁はユニバーサルサービスを維持すると言いながら、経営判断は民間の力でというような二律背反するような言動が終始してつっこみどろ満載である。一方反対側の意見としては地方の利便性を守ること、改革としての優先順位が低いという議論だけであったように思う。首相はスローガンとして財政再建を考える中で「民間に出来ることは民間で!」「公務員数を減らし国債発行額を少しでも減らそう!」という議論には負ける事が多い気がした。
 そもそもこの郵政民営化は先の選挙における、自民党と民主党の両方の公約であったはずである。どこか議員が、郵政法案が成立しなければ解散というやり方は民主主義の根幹にかかわる問題だとか言っていたが、それを言うのではあれば、先の選挙の審判結果は、いったいどこに行ってしまったのか?むしろそちらの方が民主主義の根幹にかかわる問題であるような気がするのだが間違っているのだろうか?(余談:これだけ通信が発達したのだから、民意の反映できない議会制民主主義はもう取り止めて直接民主制にした方がいいのではないかと思ってしまう。少なくとも裁判員制度よりはずっといいw)。
 その一方で郵便貯金は既に天文学的数字に膨らんでしまった国債の大口の引き受け先であり、これが民営化されその運用に自由度が出来るということはどういう事か、考えただけで恐ろしくなるような現実がそこにはある。また郵便貯金自体の健全度も自己資本比率で見ると0.8%(ソース:日経かな?)しかなく、民営化したとたん金融庁が出てきて実質国有化なんていう笑うに笑えない事態も起こり得る(筆者は最近の株高はこの郵貯マネーが原因かな?と勘ぐっていたりもする)。
 また、例によって使えないマスゴミは、郵政民営化は国民の関心事ではないとか、優先順位が低いとかいう不思議な報道を繰り返すのみだ。たとえ関心事でなかったとしても国の一大事であることは確かだから情報を国民にあたえる事がその重要な仕事であると思うのだが、なんかハギレが悪い。これはもしかして郵政とマスゴミの監督官庁が同じ総務省だから、気を使っているのか?と余計な勘ぐりまでしてしまう。

#えー、ろくな下調べをしないで書いていますので、記述が事実と違う部分もあるかもしれません。コメントされることはかまいませんが、揚げ足取りのような噛み付き方はご容赦願います。間違いは素直み認めますから。
#それから、ここのblogで使っている挿絵ですけど、かなりの部分を郵便局のHPより拝借しております。郵政にはこんないい面ももちろんあります。ハイ

Friday, August 05, 2005

サハ103−2

 今朝(8月4日)電車に乗って車番をなにげなく見ると「サハ103−2」。2って!ハァ?と思わず魔邪みたいな声を上げそうになる。それにしてもJR酉日本はクラッシクカーが多いねぇ。
 筆者はその昔まだ子供の頃,関東地方から中国地方へと引っ越した経歴を持っている。その時引っ越し先で言われた事に「103系電車って?知ってる?写真撮ったことある?(写真がその同形式です)」とか言われたのを思い出した。以来数十年いつのまにか中国地方には103系が走り,関東地方からは103系が消えようとしている。
 国鉄時代は新品の電車が、先ず関東地方に投入され,少し古くなると関西地方へ行き,やがて地方へ回されて行くという構図があったが、実はあまり変わってないのかなぁとも思ったりもする。

Tuesday, August 02, 2005

未公開株市場

 未公開株と聞いて大塚製薬の株買いませんか?とかいうあやしげな電話セールスを思い出してしまうあなた気をつけましょう。それはまず間違いなく詐欺まがいです。ここでは東証などの上場株式とベンチャー/新興企業の為の資金調達の場、俗に言う新興市場(マザーズ、ヘラクレス、ジャスダック)などにはその上場基準から上場し得ない株式の取引市場のことで、その名をグリーンシートといいます。ここは各取扱証券会社のMMにて価格決定される市場である。その株価はちょっとググればすぐに取り出すことも出来ますし、フジサンケイビジネスiなどにも日々公表されています。
 とここまでは常識で、いまさらでしょ?実は筆者ここから下の各事柄はつい最近まで知らなかったんですよ、無知って怖いですよね。じつはこの未公開株市場ADR(米国預託証券)にも存在するのです。ADRといえば米国外の会社の株式が米国市場に上場する仕組みで、上場企業にはあのソニー(SNE)や東京三菱銀行(MTF)などの有名企業が日本からも上場していますが、未公開株市場(ピンクシート株及びOTCブリテインボード株と呼ばれる)にも日本の一部上場銘柄を始めそうそうたる銘柄群が上場しているのです。Yahoo!を調べると(会社名).PKの名前で大量に出てきます(株価の情報はありません)。しかしながらこれらの株式の株価は非公開(有料情報)で残念ながら気軽に投資判断には使えそうにありません。
 調べていたらこんなサイトを見つけました参考にして頂ければ幸いです。