Tuesday, August 30, 2005

ネット証券手数料比較

 近年ネット証券会社の手数料値下げ競争が再燃している。その単はこの8月?ライブドア証券が大幅値下げを行ったこと。それを不味いとみた?E*Trade証券(ソフトバンク系)と楽天証券がすぐに追従してこの10月からの値下げを予告している。
 筆者もトレーダーのはしくれをやっているのだが、実はこのいずれの証券会社にも口座を持っていない。そこで筆者の持っている口座でどういう取引はどの証券会社に注文したらいいのか明らかにしようと思って,その比較表を作ってみることにした。因に筆者の使ってるネット証券は、Monex証券,kabu.com証券と内藤証券の3社である。まず、比較してみて愕然とする,内藤証券以外は恐ろしく証券手数料が高い,低額域ではkabu.com証券が特に高く高額域ではMonex証券が高く「なんだかなー」という感じ,これは再度証券会社の乗換を考えなくてはいけないかもしれない(因に内藤証券は板情報が見れない)。あまり沢山口座を作ると,資金が分散してしまって効率的でなくなるので悩ましいところなのだが。
 こう見ると,E*Trade証券かライブドア証券が魅力的に見えて仕方がない。逆にMonex証券はこうやって比較すると殆ど出る幕はない(勿論手数料だけがその全てではありませんが)。筆者的にはだんだんと卒業することになるのかもしれません。ここは筆者が最初に作った口座なので思い入れもあるのだが、こう手数料が高くてはどうしょうもない。特にMonex証券と日興ビーンズ証券の合併の時に手数料を10倍に値上げしているから致し方のないところか。
 一般的な話として,最近のトレーダーの移り方を見ると,かつてはデイトレーダーと呼ばれる人々には楽天証券(旧DLJdirectSFG証券)が人気があった。しかし、どうも楽天による買収以降どうも旗色が悪く(他に激安証券が出来たからか?)、デイトレーダーには激安定額制料金のライブドア証券が、デイトレードほど取引しない人にはE*Trade証券が人気となっている。おそらくこのまま放置すれば、いずれはネット証券は全てこの2社に吸収されることになるかもしれない。
 昔話として、手数料自由化以前は全ての会社で手数料は同じで今では考えられない程に証券手数料が高かった。その頃とさほど変わっていない手数料を誇る、現在の野村証券の手数料を見ると4000万円の取引では、その手数料が22万4595円と気違いじみた金額となる。なんでもそうだが官が力を持って取り仕切っているとろくなことのない見本のような話である。

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