Sunday, August 23, 2015

終着駅シリーズ243:東池袋(’11年12月08日撮影)

 都内で計画されている3つ?のLRT路線のうち、筆者が独断と偏見でその実現性が高いと思う、東京都豊島区が計画している東口回遊線の終着駅となるであろう東池袋駅です。実際にはその名前のとおり回遊線という循環線で計画されていて、始発駅~終着駅ともに池袋駅東口となる可能性が高いのですが。
 計画されている3つのLRT路線は、この東京都豊島区が計画している東口回遊線が池袋駅東口~旧区役所前~サンシャインシティ~旧造幣局~東池袋駅~グリーン大通り~池袋駅東口で、その他に西口回遊線として池袋駅西口~立教大学~池袋駅西口があり。東京都中央区が計画しているものが、銀座~環状二号線~築地市場~勝鬨。東京都江東区が計画しているものが、亀戸駅~小名木川貨物線~新木場駅です。
 中央区の路線は、オリンピックに関連して同区間での地下鉄構想が発表されていますし、現在の大江戸線の勝どき駅の混雑を考えるとLRTの役ではないのかもしれません。同様に江東区の計画路線も有楽町線の延長が計画されている区間にほぼ平行することから、こちらも構想レベルに思えます。
 一方でこの路線は、豊島区役所を池袋駅前から東池袋に移転した関係で、その交通機関としての役割が期待されています。さらにグリーン大通りを車両通行止めとし、歩行者専用道路化することで駅前一帯を歩行者専用エリアとする構想があり、その中心の交通としてもLRTが必要であるとされています。とりあえずの問題となる区役所への足は、草63-2系統(とげぬき地蔵前~池袋駅東口~東池袋一丁目)が新設されてその確保にあたっていますが、やはり軌道系の交通機関はほしいところでしょう(まあ、地下鉄はありますが(笑))。副都心線の東池袋駅構想もありますけどね。
 路線は一方循環の単線非電化で計画されていて、ディズニーランドや近年JR東日本が運転している、バッテリー式の電車を走らせる計画のようです。とっても面白そうなので実現するといいな~と思っています。

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