Tuesday, July 26, 2005

エイチ・エス証券(8699.J)

 産業再生機構送りになっていた、熊本周辺のバス交通を担う”九州産業交通”の引き受けてが決まった。既にHISグループであろうことは報道されていたが、その引受手はHS証券が中心となって設立する”HIS-HS産交投資組合”っていうところらしい。このHS証券というところ、名前から旅行会社のHISの関連会社である事はわかるけど,実際は連結対照でもない関連会社なんだよね。だからHISが引き受けるというのとHS証券が引き受けると言うのは全く意味が違うような気がするんだけどどうなんだろ?
 実際HISグループは系列のスカイマークエアラインが羽田から鹿児島と福岡への路線を持っており、そこでHISが出て来て著名な観光地を押さえると,近年HISが力を入れている国内旅行を安く販売出来るチャンスがあるのだが、HS証券となると話が全く変わって来る。というのもこの名前から想像されるように,再生&売り出しというような経緯をたどる、いわゆるハゲタカファンドのにおいがするからだ。HS証券にその実力があるのかもわからないし、本当のところはいったいどうなの?ということで投資判断:要再調査

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