Saturday, July 09, 2005

上海外高橋保税区(900912.SS)


 調子が出てきたので〜株の話をします。
 ♪どおぉでもいいで〜すよ。

 万博といえば、次は’10年上海ですよね。通貨切り上げ、オリンピックそして万博とかつて日本が歩んだ高度成長を象徴する出来事と重ね合わせて今の中国の高度成長を見る人がいますね。自分もその一人ですが、そしてその締めくくりが万博というわけです。
 ところで表題の企業ですがその上海の万博開催地を牛耳る、デベロッパー&ゼネコン&不動産会社である国有企業(国家株:58.5%)です。しかし、その本当の顔は実はその外高橋という地区は保税地域内の保税取引(オフショア取引と同じ)を取り仕切る企業なのです。でもこの国「上に政策あれば、下に対策」と言われる複雑な統制形態が貿易ひとつとってみてもありますので(詳細はここ)、貿易自由化&万博=外高橋買いとならないところがつらいところです。それに中国が自由貿易に早い段階で切り替わってゆくのならむしろ外高橋の歴史的な役割は終わったことになり、それが一層その投資判断を難しくしています。財務状態にも難がありそうですしね。というわけで投資判断:売り

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