Sunday, September 11, 2005

戦後3回の非自民政権

 ’93年8月通常国会会期末に、当時の野党から提出された宮澤内閣不信任決議案が与党・自民党議員の一部も賛成し可決し衆議院が解散された。自民党は44人が離党し分裂し、そして新生党が出来た。選挙の結果、自民党は過半数の議席を獲得できず、8月6日社会党、新生党、公明党、民社党、日本新党、新党さきがけ、社民連など7党1会派からなる細川内閣が発足した。
 今の状況と似ているかもしれないですね。それにしてもここに挙がっている政党で現存しているのは社会党(現在の社民党)と公明党(現在の公明党:英語ではNewKoumeiParty)だけとなった。またこの時自民党を割って出た議員でその後自民党への復党や自民党との連立政権に一切参加しなかったのはわずかに3人でその中の一人が現在の民主党党首である岡田克也であるらしい。さて今度の選挙結果はどうなりますか。
 ちなみにあとの2回は55年体制の始まりの時、右派社会党と左派社会党の合同で生まれた社会党政権。直後の自由党と民主党に合併で生まれた自由民主党に次の選挙で政権を奪われあぽーん。それともう1回が、最初に述べたこの細川政権の直後に生まれた当時の社会党の村山富市党首を首相として担いだ社自政権である。この社自政権は、その後、社会党は国民の総スカンをくらい、自民党は現在の復活の足がかりとなった。当時の社会党はあの土井たか子党首の参議院選で有名な”山が動いた!”発言の時の大量の議席を有する一大勢力であったことは、今ではにわかに信じがたい。
 そういう意味では選挙も正常に機能しているのかもしれませんね。

1 comment:

  1. また宣伝ですね。
    ま英語でなに言ってるのかわからないのでそのままにします。w

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