Sunday, November 01, 2015

終着駅シリーズ259:遠軽(’12年02月29日撮影)

 JR北海道石北本線の遠軽です。1915年11月01日に鉄道院の湧別軽便線(のちの国鉄湧別線:北見〜遠軽〜湧別)の部分開業(安国〜開盛)とともに開業します。1927年10月10日には石北東線の当駅〜丸瀬布間が開業し分岐駅となります。そして1932年10月01日には石北線(新旭川〜野付牛(現在の北見))が全線開業し、湧別方面の路線は名寄本線に統合されます。
 そして月日は流れ’89年05月01日には国鉄再建法に則り名寄本線が廃止となり、現在の平地でスイッチバックする不思議な形態の駅となります。
 遠軽はアイヌ語で見晴らしの良い場所を表す、”インカルシ”が訛ったもので、その郊外には瞰望岩(がんぼういわ)と呼ばれる地上78mの岩がそびえ立っています。この足元には遠軽町郷土館がありD51やラッセル車の保存車両が展示されています。

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