Thursday, June 30, 2005

万博輸送の優勝劣敗

 万博が’05年09月までの予定で名古屋の長久手会場と瀬戸会場で開かれています。博覧会は近年では珍しくなくなったとはいえ、この万博を例にすると会期中に1800万人の来場を見込んでおり多くの人が集まります。そしてその為には大量輸送機関が必要です。そしてそこにも競争があるのです(前置き長すぎ)。
 一人勝ち?JR東海:JR各駅で愛知環状鉄道の万博八草駅までの往復乗車券と万博八草駅から会場前までのリニモ(シャトルバスも利用可)と入場券のセットを発売しており、その俊足ぶりと営業力を生かして一人勝ちの様相。列車は名古屋から快速エキスポシャトルを大曽根までの各駅と高蔵寺のみ停車で走らせ所要時間30分足らず、輸送力も10両編成の20分間隔と。「この勝負もらったぜ!」というか最初から相手はいなかったのか?と思わせる風格あり。しかもこいつ、行き違いの為に必ず停車する瀬戸市駅をわざわざ通過して見えない敵である名鉄瀬戸線をも完封しています。あなどるなかれJR東海。
 役不足?リニモ:地下鉄東山線の終点藤が丘駅から接続するリニア式の電車。でこのルート名古屋からは最短距離で本来、いや実質も?メインルートであることには間違いないのですが、なにせ輸送力がなさすぎます。常に大混雑数十分?待ちでは行く前から疲れてしまいます。実は博覧会協会は前売り切符の客は博覧会には来ない!と思っていたのではないか?と疑ってしまうほどです。特に往復割引なども無かったようですがどうなんでしょ?それに所用時間も名古屋駅からだとJRに完敗です。それとせっかくのリニアもうすこしアピールがほしいところです(JRさんは会場でリニアの3Dを14分も見せるのですからw)。因みにもし待ち行列がどうしょうもなくなった時には藤が丘駅と万博八草駅からの代替輸送バスが出るそうです。
 宣伝不足?路線バス:名古屋駅、尾張瀬戸駅そして黒笹駅から、そして瀬戸会場へのシャトルバスがあります。中でも名古屋駅からのバスは、筆者は会場で見て始めて知りました。所用時間も40分と結構早いようですし、これってわざと宣伝してないのですかね?でも名古屋駅といえばJRの聖地。駅では「万博へお越しの方は。。。。」という放送を一日中やってますからそれには勝てないでしょうかね。
 シャットアウト?乗用車:会場周辺は乗用車の乗り入れが禁止されているようです。車による来場者は指定の数箇所の駐車場からシャトルバスによる連絡となっています。しかしこの駐車場旧名古屋空港とか遠いとこばっかりです。わざとですか?>協会さん。特にこの地は東名名古屋インターから近いのでその辺の考慮がされているといいのでしょうね。一様、名古屋インターの近くにも専用駐車場あるようですけど(行ったことないので様子がわかりません)。

 余談:ささしまライブ:名古屋駅からあおなみ線で1駅のサテライト会場へも行ってみました。名古屋駅(あおなみ線)へ行くとささしまライブまでの往復乗車券が300円(正規運賃は400円)で売られていました。早速購入します。しかし、帰りは名古屋駅まで歩いてしまいました。一本取られました。休日にはバスの便もあるようですけどね。

2 comments:

  1. はじめまして。
    「愛知万博の知名度向上プロジェクト」のドンQです。
    コメント&バナーの貼りつけありがとうございました。
    たまたま本日は、100日記念のため「大地の塔」風の万華鏡バージョンのバナーになっております。
    明日からは、地味に閉幕までのカウントダウンを始める予定です。

    ところで、この万博輸送ですが、そんな分析もあったんですねー。
    5月の末に初めて万博デビューした大阪人の私は何も考えずに数十分並んでリニモに乗ってましたけど(^^ゞ

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  2. ドンqさんお越し下さいましてありがとうございます。

    筆者のつたない万博輸送まで読んで頂きまして
    はづかしいかぎりです。
    バナーのほうは、今日からカウントダウンと聞きまして
    急いではりつけました。

    これからも宜しくお願いいたします。

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