終着駅シリーズ312:朱鞠内(’12年12月30日撮影)
かつてのJR北海道は深名線の朱鞠内です。1932年11月23日に鉄道省の幌加内線の終着駅として開業しています。その後の1941年には名羽線の初茶志内(後の天塩弥生)まで延長され、深名線全通。この時に路線名称も改められます。さらに戦後には名雨線の羽幌方面の工事が進展しますがこちらは未成線のまま国鉄改革に突入していきます。
時は流れ、国鉄の分割民営化を経て、’95年09月04日深名線は廃止(JRバス化)となります。朱鞠内駅は’00年春ごろまでは線路の撤去もされず、そのままバスターミナルとして活用されていたようです。同年夏には鉄道施設が撤去され、バス待合所と「朱鞠内コミュニティー公園」が整備されています。
写真は、1枚目がそのバス待合室、2枚目がその内部、冬場はそこから奥に立ち入ることはできず、3枚目はガラス越しにとったさらにその奥の様子です。何があるのかわかりませんがコミュニティー公園なのでしょか?。この待合室の前には駅名標と一部線路が配置されモニュメントとなっているようですが、冬場はそれらは雪に埋もれて全くどこにあるのか?わかりません。
筆者がその昔来た時の記憶によれば、もう少し栄えていたような気がするのですが、バス待合室がかつての線路敷き内に作られているためか?待合室周辺の駅前がだだっ広く空いているので余計にそう感じるのかもしれません。
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