終着駅シリーズ302:五所川原(’12年11月11日撮影)
JR東日本五能線の途中駅の五所川原です。
1918年09月25日に陸奥鉄道の終着駅として開業します。その後の1924年にはこの路線に接続する形で(国鉄としては連絡線のない状態)で五所川原線が陸奥森田まで開業します。1927年には前述の陸奥鉄道を国鉄が買収し五所川原線となります。その後の1936年には計画線が全通し、路線名が五能線となります。
ところで、この五能線ちょっと変わった名前です。この路線は東能代と川部を結んでいるので、普通に命名すれば川東線。あるいは川部の行政区画である光田寺村や現在の田舎館村を冠した田東線が有力と思うのですが、なぜかそうなっていません。能代側は能代の能からとれば田能線となって現在の名称に近づきます。しかし路線名称にこの途中駅の五所川原を冠したのはどういうことだろう?
この五能線という名前、実は2つの路線名称の合体なのです。先ほど述べた五所川原線と、能代側で運転されていた能代〜東能代間の能代線が繋がったので五能線ということらしいです。合点が行きますね。
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