JR東日本常磐線の浜吉田です。この駅は1897年11月10日に日本鉄道の途中駅として開業しています。
そして月日は流れ’11年の東日本大震災の影響を受け、常磐線は津波、原発事故の影響によってそれから4年以上が経過した現在でも至るところが寸断されたままになっています。
この浜吉田駅はそんな寸断された、常磐線の最も北側の終着駅です。つまり、仙台(岩沼)から常磐線の電車に乗って南下するとここ浜吉田で終点として下車を余儀なくされます。ここから相馬までの区間は津波で線路が流されていて不通となっています。そして急ピッチで新しい高架線の線路が建設されていますが、その開通は予定では’17年春とのことで、まだ当分先のようです。この不通区間には現在代行バスが運転されていますが、その運転区間は亘理〜相馬でこの浜吉田駅には入らないので、電車に乗ってこの駅で降りてしまうと相馬方面への交通機関は何もないということになります。
駅は海岸に比較的近いところにあり、なんでこの駅は津波の影響を受けなかったのだろう?と思うほど付近には流された跡が至るところに見られます。
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