Tuesday, August 13, 2013

終着駅シリーズ156:月潟(’10年09月05日撮影)

 新潟交通電車線のかつての終着駅の月潟です。1933年08月15日に白根駅からこの駅を通って燕までの区間が開始。その後、モータリゼーション?による不採算区間として、’93年08月01日に当駅より先の燕駅方向の路線が廃止となって、終着駅となりました。
 開通当初の行政区画は月潟村でしたが、現在では新潟市南区になり、大都会を想像させるものとなっています。しかし交通機関の不便さは特筆もので、当駅までは新潟駅から直通の新潟交通820系統(味方線)が乗入れていますが、この2つ先(新飯田)までは同じ新潟市南区にあるにもかかわらず、市内中心部への直通バスは存在していなく、”陸の孤島”と呼ばれているようです。さらに、ここから燕方向への路線バスは1日2往復(土休日運休)の月潟・六分線しかない状態になっています。
 駅はかつての新潟交通の電車が静態保存され、旧月潟駅周辺公園として整備されています。その管理はボランティアの手によって精力的に行われているようです。2chに同駅のオンライン落書きノートがあるのが有名ですね。
 筆者はこの日、燕駅でバスの時刻表を見て卒倒しw、仕方がないのでタクシーでこの写真の場所へ乗り付けました。ちょうど作業をされていたボランティアの方々に軽く会釈をしてから、電車内の見学ができました。おじゃましました。

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