東京都電志村線の終着駅だった志村橋です。
都電41系統はここ志村橋から巣鴨車庫の間を結んでいました。現在の地下鉄都営三田線にほぼ並行する路線ですが、同線の志村坂上から北側の区間ではこれとは並行せず、ここ志村橋にて終点となっていました。
写真の左側の交差点の先には緑地があり空き地となっている区画があり、ここがかつての都電(都営バス)の志村車庫の跡地です。この撮影時には志村警察建設予定地との看板が出されていましたので、現在はどうなっているのでしょう。
都電の志村線は、’29年05月27日に最初の区間として、巣鴨車庫–下板橋間が開通し、その後板橋本町、志村坂上と延長開業を続け、’55年06月10日には最後の区間となる、志村坂上–志村橋間が開通しています。そして’66年05月28日には全線で廃止となっています。
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