京王高尾線の終着駅の高尾山口です。高尾線は北野〜高尾山口間の8.6kmの路線で京王線と並んで事実上の同社の本線系統となっています。
昔からある駅のように思いがちですが、開通は’67年10月01日のことで、それまでは高尾駅の手前の山田駅から廃止となった御陵線に乗り入れ(正確には北野から全線が御陵線だった)、多摩御陵前で終点となっていた。御陵線は戦時中に不要不急路線として休止となっていたので、約22年の間山田までは電車が走らない路線が放置?されていたことになる。
同駅は高尾山観光の拠点駅として活躍していて、行楽シーズンには多くの乗降がある。同社グループのケーブルカー及び登山リフトに接続するが、この駅は別の場所にあるので、徒歩で数分の距離を歩く必要があります。
同線はこの高尾山口から相模湖方面への延長計画があったとの噂がありますが、資料が少なくよくわかりません。同駅が終端式ではなく高架になっていることが、その理由とのことと言われています(本当か?)。
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