かつて東横線を走っていた”青がえる”こと5000系、旧東急の電車は引退すると全国津々浦々へもらわれてゆくことが多い。
この5000系も御多分にもれず、かつては全国の至るところにその仲間がいた。しかし’09年の1月現在その老骨に鞭打って走る姿を見られるのはここ”熊本電鉄の上熊本-北熊本”間だけとなった。列車はワンマン改造され、しかも両運転台となっているが、車内の雰囲気は往時をしのばせる。つり革のプラスチックのところに”Shibuya109"という広告まで入るおまけまでついている。
しかしながらこの車両、軽量化の為のモノコック構造が災いして冷房が載せられない、熊本電鉄でも冷房化されていない電車はこれだけ?になっており、引退の日は近いものかと思う。悲しいけど5000系といえど時の流れには勝てない。
筆者としてはいつまでも現役で活躍してほしいと思うばかりである。
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