横浜市営バス18系統です。鶴見地区の狭隘路線No.1?の路線です。車両は殆どの便でこの写真のような小型のバスが使われますが、一部で中型の車両が入る事があるようです。小型でも狭い道なんですが大丈夫なんでしょうか?w
現在の18系統は生麦から鶴見駅を通って鶴見区役所前まで国道15号線を素直に走ります。鶴見区役所で国道15号線を左に曲がって分かれたところからが本番の狭隘路の始まりです。尻手駅付近で一度広い道に出ますが、再び狭隘路を通って終点矢向駅へ至る路線で、その路線の殆どが狭隘路となっています。尻手や矢向というと南武線の駅なので川崎市のイメージが強いですが、南武線の中でこの2駅だけが横浜市内にあります。路線は川崎市に出ないように出ないように走ります。
この18系統も’07年03月の路線改変では合理化と廃止の対象となり、それまであった路線中に枝線として江ヶ崎を回る系統をこの時廃止しています。そして引き続き利用状況が思わしくなければ廃止されることが明言されています。
その江ヶ崎への路線の廃止で戦後すぐの設定当初の形に戻って現在に至る大きな変化のない路線です(かつては明神前付近にあった旧鶴見営業所が担当だったようですから、若干は変化していますね)この地区の生活路線として住民に定着していると言えるのでしょうか?
それと’07年03月までは多数あった鶴見駅と生麦を結ぶ多数の路線の中でこの系統だけが、素直に国道15号線をまっすぐ生麦まで走ります。この生麦までのルートは、戦前にわずか1年足らずの短命に終わった横浜市電の鶴見線の代替となるルートですが、現在のバス利用はそれほど芳しいものではないようです。
なお、余談ですが横浜市営バスではかつての市電の代替ルートは100番台の番号がトロリーバスの代替ルートは200番台の番号が充てられています。しかしこれも全部がそうでないところが実に紛らわしいのですが。
18:生麦〜鶴見駅前・尻手駅前〜矢向駅前
(担当:鶴見営業所)
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