Sunday, October 08, 2017

終着駅シリーズ319:稚内(’13年01月01日、03日撮影)

 JR北海道宗谷本線の終着駅の稚内です。日本最北端の駅ですよ〜。みんな知っていると思うけど。
 1928年12月26日稚内(現在の南稚内)から稚内港(現在の稚内)まで路線延伸して開業となりました。それまでは現在のロシアのコルサコフ(当時の大泊)への稚泊航路へ現在の南稚内からの2kmを歩いて徒歩連絡になっていたというから、昔の話とはいえにわかには信じがたい。
 1937年には、稚内港の北防波堤桟橋が竣工し、線路の延伸工事も行われ翌1938年には稚内桟橋(構内乗降場)までさらに路線が延伸されています。そして1939年には現在の稚内駅に改称されています。以来現在まで日本最北端の終着駅として頑張っています。
 さて、現在の駅舎は’11年の4月に開業しています。この駅はいろんなものが入って複合施設となっています。JR駅、バスターミナル、道の駅「わっかない」、売店、飲食店、コンビニエンスストア、地域交流センター、観光協会、シネマコンプレックスと高齢者住宅のグループホームと考えられるいろんな施設がいっぱいはいっています。
 写真。1枚目は駅舎です。これまでの駅舎とは90度向きが変わって、最北端の線路がこれ以上伸びないように線路を塞ぐように建てられています。2枚目はその改札口です。改札口には線路が繋がっていて駅舎の前まで行っています。3枚目はホームです。’10年に2番線が廃止となって1線1ホームの寂しいものとなっています。4枚目はキッズルームです。なかなかいいですね。

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