終着駅シリーズ299:富岡(’15年08月29日撮影)
JR東日本常磐線の途中駅の富岡です。
当駅は1898年08月23日に日本鉄道の途中駅として開業しています。1906年11月01日には国有化されます。さらにその後民営化されています。
’11年03月11日の東日本大震災、駅は津波により被災。さらに数日後の東電福島第一原子力発電所の事故により、ここは警戒区域となり一切の立ち入りが禁止されていた。’13年03月24日には区域再編により避難指示解除準備区域となり、この(’17年)04月01日にはその解除が予定されている。
’15年01月31日には竜田〜原ノ町間で代行バスの運転が開始となったが、この間の途中駅は全て通過扱いとされた、その後’16年02月16日からはここ(富岡)への停車を開始した。そしてこの(’17年)10月には当駅までの運転再開が予定されています。
写真はこの国道6号線の通行が可能になって、途中駅を全て通過扱いする代行バスが運転されている時期の駅の様子です。津波による爪痕がまだなまなましく残り、そしてプラットホームの屋根は撤去されていて、駅の向こうには除染した放射性物質の大型土のう袋がうず高く積まれていました。
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