Saturday, February 14, 2015

終着駅シリーズ215:宝塚(’11年08月19日撮影)

 阪急電鉄の宝塚線と今津線の終着駅の(阪急)宝塚駅です。
 この駅は1910年03月10日に箕面有馬電気鉄道の宝塚駅として開業します。その後、’21年には今津線が乗入れ現在の形となります。さらに有馬温泉方面への延伸計画がありましたが、残念ながらそれは頓挫しています。但しこの駅より三田方面は阪急バスのサービスエリアとなり有馬温泉への路線バスもここから発着しています。路線バスと言えば忘れてはならないのが、この駅から発着する阪神バスの路線。これは阪神尼宝線のなれの果てでかつては路線買収のされた専用道路を走行していましたが、沿線の都市化とともに、市街地に飲み込まれ一般道路化しています。この線が完成していれば、JRと阪急の間に駅が作られる計画だったといい、いったいどんなことになっていたものか?と思います。
 駅舎は阪急の牙城の威厳を示す巨大なものですが、JRの路線改良が進み対大阪への輸送量ではすでに逆転を許しています。阪急の奮起を期待したいですね。
 

No comments:

Post a Comment