越美北線(JR西日本)の終着駅の九頭竜湖です。
九頭竜湖駅は’72年12月15日に越美北線の勝原(かどはら)駅からの延伸開業で終着駅となりました。鉄道敷設法ではここから、さらに越美南線(現在の長良川鉄道)の北濃までの延伸によって越美線の全通を目指す計画でしたが、この区間は自動車線での連絡が行われましたが、鉄道として開通することはありませんでした。現在、この区間を連絡する路線バスはなく、国道自体も冬季は除雪が行われず通行止めになります。
さて、駅は現在は無人駅となっていて、窓口業務は隣接の道の駅の係員によって行われているようです。駅施設は大きく見えますが、道の駅九頭竜が隣地に設置され、観光案内所などが置かれています。一方でこの駅の利用者は50人未満かと想像され、先行きがとても心配されます。
’04年の災害時にはその再開が危ぶまれましたが、幸いなことに総工費40億円を国と県との折半によって復旧に漕ぎ着けることができていますので、しばらくは安泰かもしれません。
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