Sunday, May 18, 2014

終着駅シリーズ190:青森(’10年04月30日撮影)

 日本人でこの駅を知らない人はいないでしょう。”上野発の夜行列車を降りる駅”です。と言っても今はそんな列車は走っていません。駅舎は保存しているのか?と思う程昔のままの風情で実に好感が持てます。
 駅は東北本線の終着駅でしたが、新幹線の全線開業によって盛岡から北の区間はJRから切り離され、この駅は奥羽本線の終着駅になるという、考えても事態が良く飲み込めないことになっています。歴史的には1891年09月01日日本鉄道の青森駅として開業。1906年には既に国有化されています。その後時は流れ’10年12月04日には東北本線の一部の青い森鉄道への移管によって、同鉄道との共管駅となります。青函連絡船で北海道へ連絡していた時代はもう忘却のかなたです。
 写真はその共管直前の様子ですが、駅前は新幹線の新青森乗入れに備えて、再開発などの工事が盛んに進められていますが、駅だけは忘れられたかのように、そのままになっていました。

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