終着駅シリーズ８１：気仙沼（’０９年０５月０３日撮影）

　JR東日本線の気仙沼線の終点、気仙沼駅です。この駅を通る路線はここを終点とする気仙沼線（前谷地−気仙沼）72.8kmと大船渡線（一ノ関−盛）105.7kmがあり、その路線の結節点となっています。
　ご承知のように’１１年０３月１１日に発生した東日本大震災の影響により、掲載日現在もここから海岸部を走る気仙沼線（柳津−気仙沼）55.3kmと大船渡線（気仙沼−盛）43.7kmが復旧のめどが未だたっていません。そのためこの駅からは一ノ関方向へのみの列車が運転されています。
　写真はその大震災以前の’０９年０５月の撮影です。気仙沼駅は幸いなことに高台に位置するためここが津波によってどうこうといったことはなかったと聞いています（電気のうわさに？）。しかしながら市街地はご承知のように大きな被害を受け、今日現在も復旧とはほど遠い状況にあるようです。気仙沼には貿易関係の？古くからある歴史のある石作りの建物が立ち並ぶ美しい町並みがあり、新鮮な海産物があり、有名なふかひれがあり、本当にいいところで、筆者はまた行ってみたい気持ちを持っています。いちはやい復興を望みたいですね。